since 2007/05/12~NOW
「安全な場所から人を非難することは容易いことだ」
by ルイ16世(ベルサイユのばら)
最近そんな名言が頭をよぎってなりません。
何故ならちょっと目に余るようになってきたからだ。
かくいう私も毒を吐いては、色んな人からご指摘を受けて発言を修正したことは何度かあります。
そのたびに皆様に感謝、言われているうちが花だからだ。
さて、国や社会や世間やシステムに苦言を呈することを「毒を吐く」といい、一個人に対して同じようなことを言うのを「中傷」というのだと私は思うのだが、どうもそのラインが曖昧になってきている気がする。
毒を吐いているつもりで、毒に飲まれているのは他ならぬ自分だということに気が付きませぬか。
そう言いたい。
確かに他人に対して「これはちょっと…」と思うことはあるし、それを放置したら無法地帯になりかねいこともある。
でも言うなら言うで、オブラートに包むなりなんなりで直接言ったらいいわけだ。
それができないくらいなら、誰にも言わず胸に秘めておくべき。
なのに、自分の味方に囲まれた安全圏で「あの人はどう」とか「あの人はこう」だとか、それは本当に意味のあることなのか?
たとえそれが正論だとしても、蔭口に正当性など皆無だ。
しかしそうは言っても、私は中傷まがいの人が悪いとは思わないし、中傷の原因になっている人も心底悪いのだとは思わない。
人にはそれぞれ正義があって、各々それが正しいと思っているのだから、誰がそれを悪いと言えるのか。
大体にして一体誰が悪いと分かっていることをわざわざやるというのだ、メンドクサイ!
正義に悪はない、正義は押し売りしたとき悪になるのだと思う。
だから人を中傷してはいけないってそういうことだ。
それは自分の正義の押し売りだからだ。
…と、これがリアルな話なのかネットの話なのかは、秘密ヒミツ秘密の話。
とにかく悪口で盛り上がるってのは、いかがなものかと思うのだよ。
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