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勝手に脳内で「ポニョ、ソースケ好き。ポニョ、ソースケの嫁になる。(劇画タッチ)」と遊んでいたら、実際に映画館で観ていて、一人噴出しそうになりました。
そんな阿呆が「崖の上のポニョ」を観てきましたよ。

ふと気が付けば、映画館へ足を運んだのが5ヶ月ぶりでござった。
観たいと思いつつ、見逃した作品は数知れず。
映画自体もさることながら、まず第一に映画館の雰囲気が大好きでして。

とりあえず実現できそうな目標として、「今年あと1回くらいは映画館に行く」と打ち立てておきます。
うぬぬ…しかしこれすら実現不能な予感。。。
Oh!ウルトラママン!!


以下、「崖の上のポニョ」ネタバレです。



一言で言えば、「思ったほどじゃないな」。

歴代ジブリ作品を好きな順に並べた時に、「ポニョ」はどの位置に来るかといわれたら、たぶん下から数えた方が早い感じです。

勿論絵の綺麗さは格別でござった。
手描きの柔らかさが背景のいたるところに溢れているし、人間の動き…特に子供の動きが自然でとても可愛らしかったです。
あれを全部手描きというのだから、それは本当にすごい。

それとフジモトが激しくいとおしい。
もっとカタブツのクソ真面目オヤジなのかと思ってました。
除草剤男!!笑)

ただストーリーや脚本という観点から見ると、内容はボロボロ。
話の筋が全く通っていないというのが正直な感想でした。
「は?何ソレ?」「…で何がしたかったの?」という展開が多すぎます。
フジモトの狙いも読めないし、ポニョがフジモトを嫌う理由も分からないし、てめぇらちったぁ疑えよという気持ちでいっぱい。
一つ一つのシーンはそれぞれいいのでしょうけど、それを2時間に繋げた時に全く前後不能になってしまっていたのではないのかな?と思います。

それだったら素直に、オヤジに反抗して家出した金魚が苦難を経て最終的に人間になって、それで幸せに暮らしましたとさ、というだけストーリーにすれば良かったのに。

あれだけ大々的に「ポニョ、ソースケんとこ来たー!」と言っていたのに、あれ、最後じゃないんだ…ってガックリきちゃいました。
リサとソースケの親子愛なんてどうでもいんだよ。
それを描きたかったのなら、まったく別個の話にしたらいいでしょう!
どっちかにしなさい!!!!


なんだか最近拍子抜けする作品が多いなぁ…
封切前の宣伝が大見栄きりすぎなのでは。
いずれにしても、私の中での輝かしいジブリの歴史はやっぱり「千と千尋~」で途切れたも同然です。

ああ悲しや。

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